【脈あり?】悩みを相談する女性心理と好意を見極める/勘違いのリスクも考慮しよう

この記事はアフィリエイト広告を含みます。

もしあなたが女性から悩みを告白されたら、あなたは彼女の心理が知りたくて仕方ないことでしょう。

女性はなぜ自分に相談したのか
悩みを相談する行動の裏にはどんな心理が隠れているのか
もしかして、彼女は自分のことが好きなんじゃないか…

しかし、悩みを相談する女性の態度にあなたの気持ちはざわついても、その女性は全くあなたのことを意識していない可能性もあります。
後で人間関係にヒビがはいらないよう、勘違いの可能性も考慮しておかないといけません。

そんな「悩みを相談する女性の気持ちが知りたい!」という人のために、この記事では、ストーリーと心理学をベースにして女性心理の解説をします。

この記事で、悩みを告白されて悩んでいる人の気持ちが整理され、先に進めると嬉しいです。

なぜ自分にプライベートの悩みを打ち明けた?〜40代男性の疑問〜【ストーリー】

 地方銀行で働く髙橋竜樹(たかはしたつき)さんは、バツイチで子供なしの42歳。元妻との離婚原因は、性格の不一致です。仕事では部下思いの優しい課長として人望があります。
 竜樹さんの下には、愛弓(あゆみ)さんという37歳の部下がいます。愛弓さんは、最近、元夫の浮気が原因で離婚。保育園に通う子どもを引き取り、子育てしながら働いています。

 ある日、支店の懇親会で、竜樹さんの隣に愛弓さんが座りました。その席は居心地のいい掘りごたつになっていて、気の置けない同僚が集まり、楽しい雰囲気で会は進みました。
 お酒が進み、同僚はそれぞれに話をしています。ざわざわとした喧騒の中で、愛弓さんは、体ごと竜樹さんに近づき、膝を竜樹さんの方に向け、足先を揃えて座り直しました。
 竜樹さんは急に縮まった距離に驚きましたが、愛弓さんは言いにくそうに小声で話し始めました。
「あの、すごく失礼なのはわかっているんですけど、ちょっと相談があるんです」
 竜樹さんは、なんだろうと怪訝に思いながら話を聞きました。

「離婚を経験した男性の意見を聞かせてもらいたいんです。突然ですみません。相談できる人は髙橋課長しか思いつかなくて…」
 どうやら、元夫から頻繁に連絡がくるのだそうです。子どもの養育費のことがあるから、冷たい対応をして元夫を怒らせるわけにもいかない。しかし、浮気をされたときの辛さが蘇るから、彼とは極力関わりたくない。そんな葛藤を抱えていて辛いというのです。

 時々声を詰まらせて話す彼女の言葉を「どうして自分にこんなプライベートなことを話すのだろう」といぶかしく思いつつ、竜樹さんは聞いていました。

「私は、全く彼とよりを戻すつもりはないんです。でも、彼がどう考えているのかわからなくて… 男の人が元妻に連絡をする心理って何なんですか?」

 竜樹さんは、上司として部下の女性のプライベートに関わるわけにはいかないけれど、悩んでいる彼女を突き放すこともできず、慎重に言葉を選びながら答えました。
「う〜ん、そうだね… 僕には子供がいないからね〜。彼とは状況が違うし、それぞれの感じ方は全く違うから一概には言えないけれど…」
 彼女は上目遣いで真剣に竜樹さんの顔を見つめています。竜樹さんはその眼差しに少し戸惑いながら言葉を続けました。
「子どもさんの存在は大きいかもね。やはり離婚したとはいえ、父親であることには変わりないから。僕の勝手な想像では……」
 愛弓さんは、竜樹さんの話をうなずきながら一生懸命に聞いています。ときどき目を伏せたり、寂しそうに微笑んだりする様子は、支えてあげたくなるような、はかなげな雰囲気でした。
 竜樹さんは愛弓さんが沈んでしまわないように、たまに冗談を交えて話しました。愛弓さんは竜樹さんの腕に手を置いてよく笑いました。

 竜樹さんが話し終わると、「そうなんですね…」と彼女は小さくつぶやき、「髙橋課長にこんな話をするのは失礼だって思ったんですが、悩みを聞いてもらってスッキリしたし、髙橋課長の意見を聞けて参考になりました。髙橋課長なら真剣に聞いてくれると思いましたが、相談して本当によかったです。ありがとうございました」とにっこり微笑みました。

 竜樹さんは「うまくいくといいね。また話したければ相談に乗るよ」と言って、ビールをグイッと飲みました。グラスのビールはなくなりましたが、竜樹さんの心の底に彼女のはかなげな姿ともやもやとした思いが残りました。
(なぜ彼女は僕にこんなプライベートなことを相談したのだろう…)

【エピローグに続く】

悩みを男性に相談する女性心理を解説

女性は誰にでも相談するわけではありません。
あなたが女性から相談されたということは「信頼されている」のは確実です。
また「人としての好意」を持たれているのも確かでしょう。
しかし、「信頼・好意=恋愛感情」というわけでもありません。

以下に、「悩みを男性に相談する女性心理」を詳しく解説します。

人として信頼しているから相談する

今、女性が抱えている問題を解決するための適任が男性だった場合、女性は男性に相談をします。
純粋に「信頼している人に助けて欲しい」という心理で女性は相談を持ちかけていると考えられます。

また、女性が精神的に弱っているときは、父親に受け止めてもらうような安心感を得たくて、男性に相談するかもしれません。

さらに、「男性ならではの意見が欲しい」「気の合う仲間にだけ打ち明けたい」「同じ経験をした相手に聞いて欲しい」などの理由で、女性が男性に相談を持ちかけることもあります。

これらの心理に共通するのは、個人の人間性、男性性、同胞性などへの信頼であり、「一人の人間としての信頼」です。
この心理に恋愛感情が入っているとはいえないでしょう。

恋愛対象として好意を持っているから相談する

女性は同性や家族の方が気軽に話せるもの。
しかし、女性がわざわざ特定の男性を選んで相談をするということは、「その男性と話したい」という気持ちを持っている可能性が高いです。

自分の悩みを相談するということは「自己開示」をするということです。
「自己開示」とは、自分の経験や気持ちなどをさらけ出すことをいいます。
深い話を共有することで相談相手との仲が深まりやすくなるので、親密さを高めるには有効な手段です。

女性の中には、体験的・意図的に自己開示や秘密の共有を通して男性と親密になることができる人がいます。
そういう人は、恋愛成就の手段として自己開示をします。
いわゆる「あざとい」女性だといえるでしょう。
意中の男性に悩みを相談し、助けてもらうことで恋に発展させようとしているのです。

それでも彼女の気持ちがわからない人は

書籍『異性の心を上手に透視する方法』では、全ての人は3つの愛情タイプに分かれると解説しています。
彼女の気持ちがどうしてもわからない、どう思われているか不安だという人は、Nタイプ(不安型)なのかもしれません。
詳しく知りたい人は、書籍を手に取って読んでみてください。

人に見られたら恥ずかしい、持ち歩くのが大変という人は、電子書籍がおすすめです。

悩みを相談してくる女性が脈ありかどうかを見分けるポイント

心理は言葉や行動などに表れるもの。
悩みを相談してきた女性が脈ありかどうかを見分けるとき、態度や言動を総合して考える必要があります
以下のポイントに着目してみましょう。

態度や仕草からわかる心理

相談を持ちかけた女性が男性に対し、次のような態度や仕草をしていたら、その女性は男性を恋愛対象として見ている可能性があるといえます。

  • 前のめりの体勢で話す
  • ずっと男性を見ている
  • 体(特に足)が男性の方を向いている
  • 距離が近い
  • ボディータッチをする
  • その男性にだけ優しくする

前出の愛弓さんを例にとって考えてみましょう。

愛弓さんは、体ごと竜樹さんに近づいて座り直して横から距離を縮めていました。
パーソナルスペース(相手との心地よい距離感)は、一般的に前は広く、横は狭くなっています。
愛弓さんは効果的に竜樹さんとの距離を縮めたといえます。
パーソナルスペースはいわば心の距離感なので、相手のパーソナルスペースをうまく利用すれば、心の距離をコントロールすることができ、親密感が増すといわれています。
友人・知人とのパーソナルスペースは45〜120cmなのに対し、恋人や家族は0〜45cm。
愛弓さんは、自分から積極的に恋人や家族並みのパーソナルスペースに入っていっています。

また、ボディータッチも、愛弓さんの竜樹さんに対する心理的な距離が短いからこそできることです。
愛弓さんは笑うときに竜樹さんの腕に触れています。
単なる癖で相手を触る女性がいるのも事実ですが、魅力を感じている相手に触れると、心理的なストレスが大幅に軽減することがわかっています。
好きな人に触れていたいからボディタッチをするという側面もあるでしょう。

また、愛弓さんは竜樹さんの方を体ごと向いています。
相手の話を本当に真剣に聞いているかどうかは、体の向き、特につま先の方向を見ればわかります。
人間はその場を去りたいとき無意識につま先が外側を向きますが、意識が集中している相手の方にはつま先が向きます。
愛弓さんのつま先は竜樹さんの方向を向いていましたので、竜樹さんに関心を寄せているといえるでしょう。

言葉や話し方からわかる心理

相談を持ちかけた女性が男性に対し、次のような言葉を使ったり、話し方をしたりしていたら、その女性は男性を恋愛対象として見ている可能性が高いといえます。

  • 「私は」などの一人称が多い
  • プライベートな話を聞いてくる
  • 言葉の切れ目など、適切なタイミングであいづちを打つ
  • 相手の名前をよく呼ぶ

「私は」と自分のことを話すのは、相手に自分のことを聞いて欲しい、知って欲しいという思いから、積極的に自己開示をしているのです。
しかし、もし脈ありなら、同時にあなたのことも尋ねるでしょう。
自分のことを知って欲しいと思うと同時に、あなたのことも知りたいという思いがあるからです。
自分のことばかり話す人は、相手に興味があるというより、自分の話を聞いてもらうことに目的があるのかもしれません。

また、愛弓さんは竜樹さんの話をうなずいたり表情を変えたりしながら一生懸命に聞いていました。
言葉の切れ目など、適切なタイミングであいづちを打つのは、相手の言葉をよく聞いている証拠
相手に興味を持っているからこそ会話に集中しているのです。
もし相手が、あなたが話したちょっとした話をよく覚えていたり、休日の過ごし方を聞いたりしてきたら、あなたに強い興味を持っているかもしれません。

最後に、愛弓さんは「髙橋課長、髙橋課長」と竜樹さんの名前を連呼していました。
相手の名前を呼ぶのは「好きな相手の名前だから呼びたい」という思いがあるから。
名前はその人と繋がっている特別なもので、特別な人の名前は何度も呼びたくなるものです。
あなたも、好きな人の名前を呟いた経験はありませんか?

それと同時に、名前を呼ぶのは「ネームコーリング」というテクニックで、名前を呼ばれた人が名前を呼んだ人に親近感を抱くという効果があります。
なじみのお店で「いらっしゃいませ」とだけいわれるよりも、「いらっしゃいませ、〇〇さん」といわれた方が嬉しいのと同じです。
もしかしたら、愛弓さんは無意識にこのテクニックを使っていたのかもしれません。

それ勘違いかも? 女性の好意を態度や仕草だけで見分けようとするリスク

ここまで女性の好意を態度や仕草から判断するポイントを説明してきました。

しかし、残念ながら、相手の好意を態度や仕草だけで見分けることは、以下のような理由から、実際には難しいことが多いでしょう。

  • 感情を表現する方法や程度は人それぞれで異なるため、同じ態度や仕草でもその裏にある感情は異なる。
  • 初期の恋愛感情の表現と親切心・礼儀などは似ていることが多く、明確に見分けにくい。
  • 好きな相手を観察するときにはバイアスがかかったり願望が込められたりするので、冷静かつ客観的に判断するのは困難。

そもそも、人の気持ちを理解しようと思ったら、仕草や態度だけでなく、コミュニケーションや文脈の中で総合的に判断することが重要なのです。
そして、最終的には、相手の好意を確認するには、オープンで率直なコミュニケーションで誤解や勘違いが発生しないようにしないといけません。

例えば、あなたの女性部下が、本当に悩み・困って、相談内容に詳しいであろうあなたに純粋に相談していたとしましょう。
その女性は真剣なので、あなたが話している間中、あなたのことをじっと見つめているはずです。
前のめりになって、足の方向はあなたの方を向いているかもしれません。
あなたの博識を尊敬し、親切心に感謝し、目を潤ませて笑顔になって、握手を求めてくることもあるでしょう。
この女性に恋している人にとって、彼女の仕草や態度は恋愛感情のように思える(思いたい)かもしれませんが、彼女にとっては違うというのが真実です。

このように勘違いしてしまった状態で、特に上司と部下という関係でアプローチをしてしまうと、セクハラだと訴えられたり、部下と上司の関係が崩れて職場全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。

恋愛に対する考え方、恋愛に対するレディネス(心の準備性)がわからない相手に恋をすることは、リスクを伴います。

身近な人間を恋愛対象として意識するなら、女性からの好意を感じても(感じ取りたくても)、誤解や勘違いである可能性もあることを肝に銘じておきましょう。

『あなたがモテない15の理由: モテない男の15の理由とモテるための13の方法』は、あなたのどこがモテないのかを具体的に教えてくれ、更にモテるための方法を超具体的に説明しています。
女性の立ち場から読むと、「そうだよね〜」と納得できることばかり。
具体的なので、読みやすく、実行しやすい内容になっています。

ちなみに、この本はAmazonのKindle Unlimitedの対象の本です。
Kindle Unlimitedに加入すると定額980円で対象の本が読み放題になります。

大体2冊対象の本を読めば、元は取れます。
どのような本が読み放題の対象になっているかは、以下のリンクから見てみてください。

悩みを相談する彼女との関係を進展させたいなら、コミュニケーションを取る努力は必須

悩みを相談する彼女に恋をしてしまった、どうしても彼女と付き合いたい…
そんな人は、彼女との関係を進展させるために、まずは彼女との信頼関係をゆっくり・慎重に築くことが重要です。

例えば、次のようなことをするとよいでしょう。

  • 彼女が参加する会社の飲み会やイベントに積極的に参加したり、昼食や休憩時間に彼女を含めた同僚たちと一緒にランチをする機会を作ることで、会話をする。
  •  仕事の相談やサポートを通じて女性部下の信頼を勝ち取ったり、定期的にフィードバックを行い、彼女を評価して認めることで、彼女が自分に好意を持つきっかけを作る。 
  • 彼女の趣味や興味に寄り添い、共通の話題を見つける。

「相談される」ということは、あなたは彼女から信頼されています。
その信頼を「恋愛感情」に進展させるには、あなたが彼女とコミュニケーションをとり、彼女の心にどのように入っていくかにかかっています。

いっそのこと恋人募集中の他の女性を探す方が合理的

知り合いに好意を持ち、その恋を成就させようと思ったら、次のような問題があります。

  • 相手が現在恋愛に対してどのようなスタンス(恋人を探している、恋愛をする気はないなど)でいるのかわからない。
  • 彼女のことを探って回るとストーカーかと思われてしまうので、彼女の恋愛対象の人物像、恋人に求める細かな条件などの情報が得られない。
  • 恋心を女性に伝えると、女性との関係や周囲との関係が悪化する可能性がある。
  • 特に職場では、セクハラだと訴えられてしまう危険がある。

「自然な状態で出会い、自然と恋に落ちる」というのは、現代社会では合理的な恋愛の形態ではないようです。

職場の人間関係は崩したくない、でも彼女は欲しい…
そんな人は、気になる彼女はとりあえず置いておいて、職場などのリアルとは関係のないところで彼女を探した方がリスクが少ないかもしれません。

マッチングアプリなら、最初から恋人を探している面識のない人たちばかりですから、リスクがなく、恋愛関係になるための駆け引きをしなくて済みます。
大人の落ち着いた真剣交際を望むなら、アプリも選ぶ必要があります。

気になる人は、最初は無料で登録してみて、マッチングアプリに登録している人たちの温度感をみて、マッチングしてから課金するといいとと思います。

おすすめのアプリやサイトは次の記事で紹介しています。

まとめ

悩みを男性に相談する女性は、全員が男性に好意を持っているとはいえません。
なぜなら、恋愛対象の男性に悩みを相談する場合もあれば、単純に人として信頼している人に相談することもあるからです。
男性が女性の好意の有無を知りたければ、女性の態度や仕草、言葉や話し方から総合的に判断する必要があります。

  • ずっと男性を見ている
  • 前のめりの体勢で話す
  • 体(特に足)が男性の方を向いている
  • 距離が近い
  • ボディータッチをする
  • その男性にだけ優しくする
  • 「私は」などの一人称が多い
  • 相手の話を聞きたがる
  • 言葉の切れ目など、適切なタイミングであいづちを打つ
  • 相手の名前をよく呼ぶ

このような特徴があれば、女性は男性に恋愛感情を持っている可能性はあるといえるでしょう。

しかし、思わせぶりな態度をとっておいて、実は全くその気がないという女性がいることも事実。
これらの心理的なアプローチは「女性が好意を持っている可能性」がわかるだけで、女性の本当の気持ちはわかりません。

女性の好意を態度や仕草だけで見分けようとすることには、誤解や勘違いを生むリスクがあります。

どうしても悩みを相談してくるその女性が好きなら、彼女との関係を進展させる直接的なコミュニケーションを取ることは必要です。

その女性と付き合うにはハードルやリスクが高すぎると思うなら、ネット系婚活サービスで、恋愛したいという意思と相手に求める条件を明確に示している女性を探すのも、パートナーを得るためには合理的でしょう。